歯の大きさって変えられる



歯がやたらと大きくて目立つ人がいます。
口の中にある歯が大きいかどうかは、周りにあるものと比べてみて分かります。
唇や顔の輪郭、大きさと比較して、不自然に大きいなと思うからこそ、歯が大きいと思うのです。

見た目の問題もありますが、別のところでも歯の大きさが影響することもありますね。
一番は矯正治療です。
矯正は、歯と歯の間に空間を作って、そこへ歯を移動させていきます。
歯が大きいと、空間を作るのに苦労しますし、抜歯が必要になってしまいます。
治療済みだったり、神経が無い歯の場合は、金属を外したり、側面を削って空間を作ります。

矯正治療でも、バランス的に大きい場合も、歯の大きさを変えるには、その歯を削るしかありません。
その場合、一部だけ削るのか、全部削ってしまうのかと言うことがあります。

もともとの歯をできるだけ残すのなら、側面を部分的に削る方法がありますが、このときは歯の形が変化しない程度にします。

全部削る場合は、中心部分だけを残して、歯を全体に小さくします。
そしてその歯に上から作り物の白い歯を被せるのです。

何十年も前でしたら、”さしば”と呼ばれていたものですが、今はセラミックやメタルボンドと呼ばれています。
非常に綺麗に耐久性もあり、汚れも付着しにくい材質で出来ています。
作り物ですから、色も形も自由に変化させられますし、何本も行なう場合は歯並びも変えられます。

芸能人で、急に歯が綺麗になった人がいれば、おそらくセラミック治療をしたと思います。
全体のバランスごと変化させられるので、良く利用していますね。

photo by: stevendepolo

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2012年5月10日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:治療の種類

見た目だけじゃありません



審美歯科と言うのは、確かに見た目の美しさを追及します。
主に口の中の状態を改善して、きれいにしていくのが役目ですね。

ですが、患者さんが求めることはみんな違います。
単に歯の色を綺麗にして欲しいということもあります。
顎のゆがみを治してほしい場合もあります。古くなった治療をやり直してほしいかもしれません。
その希望はみんな違うのです。

ですので、もし口に対してコンプレックスがあり、それを解消したいと思ってるなら、まずは相談しましょう。
審美歯科と標榜を掲げているところも良いですが、一般の歯科でも治療はできます。

審美歯科という特別な分野があるのではなく、口元や歯を綺麗にする治療を行なっていれば、それは全て審美治療になるのです。
ただ、審美の治療はドクターの腕が重要になります。
どれだけ患者さんの欲求を満たして満足させてくれるかは、先生によって全然違います。

単に歯をきれいにするのではなく、調和の取れた歯並びや自然な色合いを再現できるかどうかですね。
セラミックの歯を作るのは、歯医者ではなく技工士と言う専門の仕事をする人がいます。
再現力は、その技工士の腕によります。

最近は審美歯科でもHPで症例の写真を掲載してるところがあります。
それも参考にしてみて下さい。
上手な先生が行なえば、本当に綺麗に仕上がります。

photo by: Jesslee Cuizon

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2012年1月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:歯の美しさ

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