保険と自費



審美治療はお金がかかるものだと思い込んでる人も多いですね。
確かに銀歯をセラミックなどに交換したり、インプラントを入れたりすれば高くなります。
何しろそれらの治療は保険が使えないので、自費治療になるのですから。

ですが、何も審美治療は全て自費で行なう必要はありません。
中には保険で行なえるものもあるのです。

もちろん、全部は無理ですが、可能性のあるところは沢山あります。
たとえば、小さな金属を詰めてるところは、プラスティックで置き換えることが出来るかもしれません。
これは保険治療で可能です。

歯の着色を落としてもらうのも、保険にクリーニングがあります。

保険治療と言うのは、悪くなったところを治すのが本来の目的です。
ですが最近は審美的なことも考慮に入れて欲しいという要望が高まっているので、少しだけですが使える部分もあります。
ただし、基本的に治療用の材質などが決まってるので、奥歯には銀歯しか使えませんし、歯の無いところには入れ歯とブリッジしか選択肢がありません。

過度な期待をされては困りますが、小さな処置であれば、審美を考慮した治療も可能だということですね。

歯科治療の良いところは、昔から混合診療(自費治療と保険治療の同時進行)が可能だということです。
法律的には分離されてるのですが、黙認されてるのが歯科なのです。

ある程度の治療を保険で行って、最後の大事なところだけ自費で行なうようにすれば、治療費を抑えつつ、満足の出来る仕上がりに出来るのが特徴ですね。

photo by: o5com

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2012年3月22日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:歯の美しさ

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