歯ぐきの健康
審美と言っても、何も歯を治すばかりではありません。
歯茎の状態が悪くて、見た目が汚くなってる人もいます。
良くタバコを吸う人に多いのですが、歯茎の色が黒くなってる人がいるでしょ。
あれ、色素が沈着してるんですよね。
刺青やほくろのようなものです。
もともと健康で綺麗な色をしていたのに、何かしらの刺激物や金属イオンが入り込んで黒くなってしまったんです。
タバコを吸うから仕方がない・・・と思ってる人もいるみたいですが、これも治せますよ。
あの着色は、皮膚粘膜のとても薄いところに入り込んでいます。
薬品を使って、薄い皮膚を溶かすだけで、黒い色素を除去できるんです。
フェノールと言う薬品(腐食性のある劇薬です)を薄めて、歯ぐきに塗ると、真っ白になって薄い皮膚が溶けます。
このときに一緒に色も抜けるのです。
範囲が広いと、沢山塗らなくてはいけませんが、痛みもあるのであまり一気にやらないほうがいいですね。
普通は顎の半分くらいを一回に行なって処置をします。
一週間くらいで綺麗に治ってくるので、簡単ですよ。
ただし、タバコを吸ってる限りは、また色が黒くなるのでご注意を。
銀歯のイオンが溶け出して黒い線が歯ぐきに入ることもありますが、こちらも同じ方法で取れます。
せっかく歯をきれいにするなら、同時に歯ぐきも綺麗にしておきたいですよね。
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2012年6月5日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:治療の種類