汚い色の正体は
歯の色がとても汚い人がいます。
びっしりと黒い筋が入っていたり、茶色い色がしみこんでるのです。
この正体は、歯に付着した汚れです。
まずタバコを吸う人はヤニがつきます。このヤニは粘着性が高く、歯の表面につくと簡単には取れません。
歯にはとても細かい穴が無数に開いており、その内部に侵入すると、歯磨きくらいでは全く取り除けなくなるのです。
歯医者さんで、専用のブラシと研磨剤を使って磨いてもらうと、ようやく落とすことが出来ます。
歯医者さんで利用してる研磨剤は粒子が非常に細かいので、タバコのヤニでも落ちます。
ただし、一度落としてもヤニはすぐにつきます。気にされるなら、定期的にクリーニングを受けるか、同時に歯の表面にフッ素コーティングをしてもらうと良いでしょう。
フッ素は汚れの付着を抑える働きがあるので、ヤニもつきにくくなります。
なべやフライパン、トイレの便器などもフッ素コートされていますよね。あれは汚れがつかないようにするために行なわれています。
また、茶色い線が入ってるのは、古い治療のところが多いですね。
これは汚れではなく、治療材料の変色です。
プラスティックなどは紫外線で変色する性質があるのです。また、歯とプラスティックの間に茶色い汚れが入り込むこともあります。
この場合はやり直しをお勧めします。変色したプラスティックは取り替えるしかありません。
治療してすぐは綺麗ですが、プラスティックは時間がたつと変色するので注意が必要ですね。
色が変わっても虫歯になることはありません。
タグ
2012年8月27日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:何を望みますか