銀歯を白く

teeth whitening

歯医者で使われる金属は、金やパラジウム、銀などの混ざった合金です。
いわゆる銀歯と言うやつですね。
貴金属類を含んでいるので、錆びにくく丈夫ですが、色合いが悪いのが問題です。
保険治療では、この金属が一般的に使われています。これ以外にもニッケルや銀合金がありますが、あまり使われていません。

保険の治療では、強度の問題と材料が制限されてる関係で、奥歯などの力のかかるところはこの金属を利用して治療をしています。
しかし中には金属の治療を拒否される人もいます。

そういった人は、金属アレルギーを心配してるようですが、確かに歯科で使われている金属はアレルギーになりやすいものばかりです。
銀はアレルギーが出やすい材質で、毎日取り込むことで、身体の中にアレルギーの反応が現れてきます。
やがて皮膚に斑点が出現したり、水ぶくれが出たりすることもあるようです。

歯科の治療では、アレルギーの問題までを見ていません。あくまで治療のみしか相手にしていません。

一般歯科で治療を終えてから審美歯科へとこられる方もいます。保険治療で白くできなかったので、こちらに来たと言う場合ですね。

金属治療には、歯の全部を銀歯で置き換える、クラウンと呼ばれるものと、一部だけを金属にしてあるインレーに分かれます。
大きさや面積が違うので、これを白くしたいと望まれるなら、セラミック、ハイブリッドがお勧めですね。

接着材料でくっつければ、見た目は普通の歯とまったく分かりません。
大きなものはセラミックで行うしかありませんが、少し安くできるハイブリッド冠(クラウン)で行う人も出てきてるようですね。

photo by: torbakhopper

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2014年6月17日 | コメント/トラックバック(0) |

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古い治療をやり直す

Enduring Freedom

審美治療の場合、以前の古い治療をやり直すことも多くあります。
どんなに綺麗に入れても、人工物ですので、治療したものは時間経過と共に劣化していきます。
特にプラスティックは変色が激しく、歯の見た目を悪くする最も大きな要因です。

どのくらいで変色するかは人によりますが、早くて2年、遅くても5年くらいで黄色くなってきますね。
セラミックも、昔のものは色合いが悪く、のっぺりとした白さで逆に目立ちます。
また、歯ぐきとの境に黒い線が入るケースが非常に多く、これを気にしてやり直す人も多くいます。

一般の保険診療では、見た目は二の次で、痛みや病変の治療を優先します。
その結果、審美的に問題のある治療が多く出来るのです。

審美治療では、それらの保険治療をほぼ全て外して治すこともよくありますね。
もちろん全てがいけないのではありません。
患者さんの希望として、目立つところだけをやり直したり、一部の治療で済ますこともあります。

ようするに、審美治療は患者さんが満足するかどうかなので、全体のバランスが取れて綺麗になれば良い場合もあります。
中には全てやり直さないと気がすまないと言う方もいますが・・・。

ひとつ注意して欲しいのは、審美治療は永遠に継続するものではないということです。
整形手術も、歳をとれば崩れるように、歯科の審美治療も年数が経過すると、不具合も出てきます。
それを出来るだけ抑えるためにも、定期健診は必ず受けるようにしましょう。

photo by: Army Medicine

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2014年4月17日 | コメント/トラックバック(0) |

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ホワイトニング

Whiter Image Pen in Use

天然歯の脱色を行なうホワイトニングは、薬液によって歯の表面性状を変化させ、光を乱反射しやすくします。
また、歯の表面にある隙間から色素を抜いて分解し、透明度を上げます。

ホワイトニングには、方法として2種類があります。

オフィスホワイトニング
診療所で行なう方法で、だいたい1時間くらいかかります。
薬液を歯の表面に置き、レーザーを当てたりして反応を早めて、その場で白くしていきます。
非常に早く終わるのが利点ですが、後戻りが早く起こることが欠点です。

ホームホワイトニング
自宅にホワイトニング用の薬液を持ち帰り、自分で行なう方法です。
トレーと呼ばれる、薬液を歯に密着させる器具を作ってもらうだけですぐに行なえます。
利点は、いちいち診療所に行かなくても自分の好きなときに行なえること、薬液さえあればいつでも出来ます。
後戻りが少なく、長期に渡って安定した白さを保てます。
欠点は、回数がかかる(最低でも10回以上)こと、変化がゆっくりなので、人によってはかなり時間が必要です。

多くの歯科はこちらを勧めますね。レーザーを導入する必要が無く、キットのみの販売で済むので手間がかかりません。

両方を併用しておこなってるところもあり、それが一番効果的です。(デュアルとも呼ばれます)
費用は診療所でかなり違うので、ホームページで確認するか、直接連絡して聞くのが早いでしょう。
そのとき、オフィスかホームのどちらを扱ってるのかを聞くことです。

最近のホワイトニングは効果も安定していますし、どこで行なってもそれほどの差がありません。
一応、写真などを準備してるところであれば、その効果を見ることが出来るので、それも参考にして下さい。

photo by: Whiter Image

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2014年3月16日 | コメント/トラックバック(0) |

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